私の釣りスタイル
キャンプの話ばかりなので今回は釣りの話を書いてみる。

私は中学生でルアーフィッシングにハマってからすっかり30年の月日が経った。
当時は今で言うところのビンテージギアが釣具屋に並んでいた時代。
私がバス釣りを始めた1980年代といえば、日本のルアー釣り業界は市場規模も小さく発展途上であり、国産メーカーのタックルは、海外メーカーの真似をしたものが多い時代だった。
そんな中、国産では大森製作所のリールであるダイアモンドのマイコンシリーズが目を引くデザインで、グラファイトボディーで軽量かつ丈夫、リアドラグを装備し、当時では抜群のドラグ性能を持っていた。
さらにラインの巻きテーパーを自在に変えられるようにスプールのフロント側にダイヤルを装備していた事も凄かった。

当時のソルトウォーターフィッシングではABUのカーディナル55か、ダイアモンドのマイコンが人気を二分しており、双方ともに使用していたがマイコンの方が使用感は非常に良かった。

残念ながら大森製作所は倒産し、マイコンは姿を消してしまった。
バス釣りの方ではABUのアンバサダーとカージナルC4がかっこよくて好んで使っていた。
お年玉や小遣いを貯めて、アンバサダー2500CやカージナルC4のグリーンを買ったのを思い出す。これらは今でも現役として使っている。

キャンプで言うところのコールマンと同じでメンテナンスが容易で、パーツも手に入る。
ここがABUの良いところだ。
しかし、ABUもまた1979年にガルシアと合併し、上手くいかず、現在のピュアフィッシングに買収されてしまっている。
ABUはアブガルシア社時代を境に、それよりも前の物が本来のABUとしてのビンテージといえる。

その頃、ダイワやシマノはどうだったかと言うと、まだ国内バス釣りの市場規模が小さいためか、各メーカーも力を入れにくく、当時のロッドやリールも後世に残るような名作は無かったと思う。
ルアーではダイワのリブンシゲータの見た目と水車になった羽根は斬新だったので近年でも金型を作り直し復刻したりはしていたが、それ以外は名作のような物は見当たらない。

海外はというと、へドン、フレッドアーガストなどのブランドから、今だに発売され続けている名作ルアーが多数あった。
今のへドンは現在のプラドコ社に買収され、メーカーではなくプラドコ社の1つのブランドになってしまっている。
その前までがへドン社としてのビンテージと言う位置付けになるだろう。
特にへドンで好きなルアーは1940〜50年代のウッドものでLリグのダーター系。
ヘッドオンバサー

ラッキー13

ZIG WAG

もう一つ好きなのは210
これはのちに好きになったbuddy&joeyのヌーマウスの元になったルアーだった。

私は幼少期からバス釣りを続け、大学生ぐらいから私のバス釣りはトップウォーターだけを使うスタイルに変わった。
全くエサに見えないような色や形で、水面で動くルアーを、ここに居るだろうと想像してキャストする。
水面までオーバーハングした木の奥のその奥にキャストが成功し、最初のアクションでガバっと水面を割ってバスがバイトするシーンは鮮明に心に残る。
それがトップウォーターの楽しみ。

社会人になり、ある程度のお金に自由が出てきた頃、トップウォーターブームやオールドブーム?の時代が流れインディーズブランドか数多く立ち上がった。
それらは、今は淘汰されほとんどが無くなった。
ポリシーを持ったブランドが生き残っている。
私が当時から好きなのはトラディショナルなハンドメイドルアーだった。
それはbuddy&joeyやパラノイアだった。
特にbuddy&joeyはセンセーショナルだった。
とことんこだわりが伝わるビルダー藤田さん。
へドンを彷彿させるたくみの技で一世を風靡した。

私のロッドに対する考え方はどうだったかというと、トップウォーターでPEラインを使いたかったがビンテージロッドはガイドリングの関係でそれが出来なかった。
そこで老舗のうらしま堂渡辺釣具店のお世話になるまでに至った。
私のスタイルはフローターでトップウォーターだけで楽しむ釣りだった。
その欲求に答えてもらったのがこのお店だった。
ブランクからガイドを選びロッドを組んでくれるそんな釣具店は全国的にも無かった。
特に好きなブランクはローハイド4.7M
グラスブランクにもかかわらず、1オンスを投げられるバットパワーの安心感が魅力的だった。

話がまとまり付かず発散したが、トップウォーターは本当に楽しい。
いつまでも興奮するゲームだ。
これからも永遠の趣味でありたい。
ここまで読んで頂いた皆様に感謝と共にトップウォーターにハマってもらえたら幸いです。

私は中学生でルアーフィッシングにハマってからすっかり30年の月日が経った。
当時は今で言うところのビンテージギアが釣具屋に並んでいた時代。
私がバス釣りを始めた1980年代といえば、日本のルアー釣り業界は市場規模も小さく発展途上であり、国産メーカーのタックルは、海外メーカーの真似をしたものが多い時代だった。
そんな中、国産では大森製作所のリールであるダイアモンドのマイコンシリーズが目を引くデザインで、グラファイトボディーで軽量かつ丈夫、リアドラグを装備し、当時では抜群のドラグ性能を持っていた。
さらにラインの巻きテーパーを自在に変えられるようにスプールのフロント側にダイヤルを装備していた事も凄かった。

当時のソルトウォーターフィッシングではABUのカーディナル55か、ダイアモンドのマイコンが人気を二分しており、双方ともに使用していたがマイコンの方が使用感は非常に良かった。

残念ながら大森製作所は倒産し、マイコンは姿を消してしまった。
バス釣りの方ではABUのアンバサダーとカージナルC4がかっこよくて好んで使っていた。
お年玉や小遣いを貯めて、アンバサダー2500CやカージナルC4のグリーンを買ったのを思い出す。これらは今でも現役として使っている。

キャンプで言うところのコールマンと同じでメンテナンスが容易で、パーツも手に入る。
ここがABUの良いところだ。
しかし、ABUもまた1979年にガルシアと合併し、上手くいかず、現在のピュアフィッシングに買収されてしまっている。
ABUはアブガルシア社時代を境に、それよりも前の物が本来のABUとしてのビンテージといえる。

その頃、ダイワやシマノはどうだったかと言うと、まだ国内バス釣りの市場規模が小さいためか、各メーカーも力を入れにくく、当時のロッドやリールも後世に残るような名作は無かったと思う。
ルアーではダイワのリブンシゲータの見た目と水車になった羽根は斬新だったので近年でも金型を作り直し復刻したりはしていたが、それ以外は名作のような物は見当たらない。

海外はというと、へドン、フレッドアーガストなどのブランドから、今だに発売され続けている名作ルアーが多数あった。
今のへドンは現在のプラドコ社に買収され、メーカーではなくプラドコ社の1つのブランドになってしまっている。
その前までがへドン社としてのビンテージと言う位置付けになるだろう。
特にへドンで好きなルアーは1940〜50年代のウッドものでLリグのダーター系。
ヘッドオンバサー

ラッキー13

ZIG WAG

もう一つ好きなのは210
これはのちに好きになったbuddy&joeyのヌーマウスの元になったルアーだった。

私は幼少期からバス釣りを続け、大学生ぐらいから私のバス釣りはトップウォーターだけを使うスタイルに変わった。
全くエサに見えないような色や形で、水面で動くルアーを、ここに居るだろうと想像してキャストする。
水面までオーバーハングした木の奥のその奥にキャストが成功し、最初のアクションでガバっと水面を割ってバスがバイトするシーンは鮮明に心に残る。
それがトップウォーターの楽しみ。

社会人になり、ある程度のお金に自由が出てきた頃、トップウォーターブームやオールドブーム?の時代が流れインディーズブランドか数多く立ち上がった。
それらは、今は淘汰されほとんどが無くなった。
ポリシーを持ったブランドが生き残っている。
私が当時から好きなのはトラディショナルなハンドメイドルアーだった。
それはbuddy&joeyやパラノイアだった。
特にbuddy&joeyはセンセーショナルだった。
とことんこだわりが伝わるビルダー藤田さん。
へドンを彷彿させるたくみの技で一世を風靡した。

私のロッドに対する考え方はどうだったかというと、トップウォーターでPEラインを使いたかったがビンテージロッドはガイドリングの関係でそれが出来なかった。
そこで老舗のうらしま堂渡辺釣具店のお世話になるまでに至った。
私のスタイルはフローターでトップウォーターだけで楽しむ釣りだった。
その欲求に答えてもらったのがこのお店だった。
ブランクからガイドを選びロッドを組んでくれるそんな釣具店は全国的にも無かった。
特に好きなブランクはローハイド4.7M
グラスブランクにもかかわらず、1オンスを投げられるバットパワーの安心感が魅力的だった。

話がまとまり付かず発散したが、トップウォーターは本当に楽しい。
いつまでも興奮するゲームだ。
これからも永遠の趣味でありたい。
ここまで読んで頂いた皆様に感謝と共にトップウォーターにハマってもらえたら幸いです。
この記事へのコメント
こわにちは。
私もバスではTOPのみのスタイル。
ラッキー13愛用ルアーでした。
懐かしく思い出しました。
私は、高校生くらいにザウルスのレッドヘッドを求めるようになりました。
今はまったく、バス釣りしてませんが、
この記事、すごく楽しく読ませていただきました。
昔を思い出し少し昔の池、川に出向いてみようかな。
萌
私もバスではTOPのみのスタイル。
ラッキー13愛用ルアーでした。
懐かしく思い出しました。
私は、高校生くらいにザウルスのレッドヘッドを求めるようになりました。
今はまったく、バス釣りしてませんが、
この記事、すごく楽しく読ませていただきました。
昔を思い出し少し昔の池、川に出向いてみようかな。
萌
。。萌。。。さん
コメントありがとうございます。
トップウォーターいいですよね。
自分も最近はキャンプが中心になってしまいあまり行けてないですが。
コメントありがとうございます。
トップウォーターいいですよね。
自分も最近はキャンプが中心になってしまいあまり行けてないですが。
はじめまして。
私は奈良県在住の者です。
私も十数年前までTOPウォーターの釣りを楽しんでおりました。
そして、昨年秋より突然再開し、40cm前後のバスを数匹釣る
事が出来き、今年の4月にはいきなり50cmオーバーを釣る幸運
に恵まれました。
すべてオカッパリです。
TOPの釣りは釣るというだけでなく、お気に入りの道具を組み合わせ、
水面を割ってバスがルアーにアッタックする瞬間を味わうと、やはり
やめられません。
釣れても釣れなくても、ルアーを自在に動かしたり・・・狙った場所に
キャスト出来たりすると、それなりに満足度が高いです。
ゆっくり・・・のんびりと楽しんでおります。
私は奈良県在住の者です。
私も十数年前までTOPウォーターの釣りを楽しんでおりました。
そして、昨年秋より突然再開し、40cm前後のバスを数匹釣る
事が出来き、今年の4月にはいきなり50cmオーバーを釣る幸運
に恵まれました。
すべてオカッパリです。
TOPの釣りは釣るというだけでなく、お気に入りの道具を組み合わせ、
水面を割ってバスがルアーにアッタックする瞬間を味わうと、やはり
やめられません。
釣れても釣れなくても、ルアーを自在に動かしたり・・・狙った場所に
キャスト出来たりすると、それなりに満足度が高いです。
ゆっくり・・・のんびりと楽しんでおります。
コメントありがとうございます。
バス釣り再開と50アップおめでとうございます!
トップウォーターはバス釣りの醍醐味ですよね。ルアー自体にも趣きがあって、バイトによって刻まれた歯型とバイトシーンを思い出しながら酒が飲めちゃいます。
奈良県だと良いポイントが沢山ありそうで羨ましいです。またデカバス釣れたら教えて下さい。
バス釣り再開と50アップおめでとうございます!
トップウォーターはバス釣りの醍醐味ですよね。ルアー自体にも趣きがあって、バイトによって刻まれた歯型とバイトシーンを思い出しながら酒が飲めちゃいます。
奈良県だと良いポイントが沢山ありそうで羨ましいです。またデカバス釣れたら教えて下さい。